コロナに対する街の声だけを国民の声として聴いても大丈夫か?

テレビからはコロナに対する不満の声

テレビを付けるとコロナの話題でひっきりなしです。医療体制のひっ迫、政治の後手後手対応など、挙げ始めるとキリが無い状況ですが、なかでも芸能人や有識者、街を出歩く一般の方々のコメントを聞いていて思うことがあります。

「これって国民全員の声として扱われてしまわないだろうか」

私たちは今、未曾有の危機にあって経験したことの無い状況下にあります。
最初から答えなどありません。様々な意見があって当然ですよね。
しかしテレビから流れてくる声は一部の意見が全体の意見のように扱われているように思えるんです。
理由を以下に記載します。

 

東京都のテレワーク率は60%超

2021年6月2日発表の東京都の資料によると、東京都のテレワーク状況は60%超とのことです。

テレワーク実施率調査結果|東京都
東京都は、5月の都内企業のテレワーク実施状況について、調査を行いましたので結果をお知らせします。

そのうち約50%の方が週3日以上がテレワークで勤務しているそうです。

そうなると テレワーク率60% × 週3日以上50% = 30% となり、東京都でインタビューを受けている人はテレワークをしていない、もしくはテレワークを週1~2日の頻度の方は 70% になることになります。

 

全国のほとんどの国立大学でオンライン授業と対面授業を併用

2020年9月発表の文部科学省の資料によると、全国のほとんどの国立大学でオンライン授業と対面授業を併用しています。
さらに、おおむね半々、3割が対面、ほとんど遠隔を足すと80%超となり、オンライン授業がメインになっていることがわかります。

https://www.mext.go.jp/content/20200924-mxt_keikaku-000010097_3.pdf

 

インタビューを受けている人は街に出ている人という前提

ここで注意したいのは、街でインタビューに答えることができるのは、当然「街に出ている人」ということなります。
テレワークでほとんど外出する機会のない30%の現役世代や、オンライン授業でほとんど外出する機会がない80%の学生の声は反映されにくい傾向があります。
つまり、意見に偏りがあるということに気を付けなければなりません。
国民の意見をテレビが代弁してくれているかのような錯覚に陥ってしまいますが、上記には注意が必要です。

 

今重要なのは街でインタビューを受けてない人たちの声

人流抑制がすべてではありませんが、人流抑制が一定の効果をもたらしているのは事実です。
そして自宅から出ずに生活している人たちの声を国民に届けるのはとても重要なことのように思えます。

①自宅で過ごす方法を知ることで、ベンチマークすることができる

②自宅で過ごしている人たちの励みになる

人流が戻ってきていることをテレビが放送することで、「もう出ていいんだ」というメッセージにしかつながりません。
そっちよりも私たちはこういう工夫をすることで自宅で過ごすことができている。みんなで一緒にやろう。というメッセージを発信する方が、どう考えても良い影響をもたらすように思えます。

 

【番外編】これは仮説ですが・・・

周辺やテレビのコロナ感染の状況を見ているとひとつの仮説が出てきました。

【仮説】社内的な地位が高い人は感染する確率が低い?

そう思う理由は以下です。

・私の職場では、課長以上の役職者でコロナ感染した人がいない

・国会議員があれだけ周りを記者に囲まれて取材を受けたり、会合を開いたりしているが、コロナ感染した人が少ない

もしかすると、社会的な地位の高い人たちはなにか私たちの知らない努力をされているのではないかと思いました。

そしてそれは、共有されることで感染リスクを全体で減らすことにつながるのではないかと思います。

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