合格者が教える!C言語プログラミング能力検定試験2級合格の勉強方法

C言語2級

こんにちは。アルロジです。

私はサーティファイが主催する「C言語プログラミング能力検定試験1、2、3級」を取得しているソフトウェアエンジニアです。

サーティファイが主催するC言語2級の試験は結構ねらい目です。
C言語の資格自体が少ないため、エンジニア系の企業では本試験合格で報奨金を出す場合も多いようです。
情報処理技術者試験の基本情報技術者試験を取る前にこちらで腕試しを。

C言語2級合格への道

C言語プログラミング能力検定試験の概要を教えて

合格ラインは60点です。
試験時間は90分です。

対象学習時間の目安
3級110時間
2級110時間+100時間
1級110時間+100時間+68時間

サーティファイのホームページによると、上記の時間が学習時間の目安として設定されていますが、たしかにそのくらい勉強しないと取得できないでしょう。

C言語2級の難易度は?

情報処理技術者試験(https://www.jitec.ipa.go.jp/)の基本情報でC言語の問題が出題されます。
それが解ける人は、まず問題なく合格できます。

 

C言語2級はどんな問題が出る?

もちろん3級の知識があることを前提としています。
しかし、C言語の歴史などの知識を必要としないため、人によっては3級より取り組みやすいかもしれません。
以下の知識があるか確認してみてください。

①基本的な知識を問われる

・unsigned と signed の違いが説明できる

・各型のダイナミクスが言える(char, short, doubleなど)

・2進数、8進数、10進数、16進数の計算ができる

・0x24と0x70の論理和を計算できる

・0x01をビットシフトで4倍することができる

 

②標準ライブラリの知識が問われる

2級は特にここが重要です。
3級は基本stdio.hだけ抑えておけばよかったですが、一気に範囲が増えます。

・数学関数

・入出力関数

・一般ユーティリティ関数

・文字列操作関数

特に最後の文字列操作関数の出題頻度は高いように思えます。
問題が出しやすいのと、引数が多いためと想定されます。
第1引数、第2引数を逆に覚えてしまうケースが多いですよね。

 

③配列、ポインタの理解は重要

もちろん配列とポインタの問題が出てきます。
C言語を学ぶ多くの方が避けようとする道ですが、避けていては仕事になりません。
大規模なシステム開発ですと、できるだけメモリ使用量や処理負荷を低減したいため、ポインタを多用します。
「関数ポインタ」なんて無茶な実装を見ることもあります。
まずはしっかり配列とポインタの理解を今、このタイミングでしておきましょう。


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