時間を買う!とにかく忙しい人は時間を買いましょう|時間は買えます

時間は買える

「いやいや、人は等しく24時間しかないでしょ」とお思いかもしれないが、確かに時間は買えるのだ。

すでにみなさんは時間を買っている。
例えば以下だ。

運賃

高校生なら通学で電車やバスを使っているかもしれない。
もしお金を使わなければ2~3Hの道のりを徒歩や自転車で通学してもよい。
だが、多くの人はそれをしない。
1回数百円の運賃を払った方が効率的だからだ。

水道代

水も自分で川から汲んでくることが可能だが、そうしない。
お風呂いっぱいの水を汲んでくるのは重労働だ。

食事代

まさか苗から、卵から育てて食べようなんていう人はいない。

パラダイムシフトを促したい

極端な例を挙げたことをまずは詫びたい。
しかし、私が言いたいことはそういうことである。
当たり前に思っていることの見方や思い込みを排除して聴いてほしい。

時間単価を決めよう

例えば1時間がんばって200円もらえる仕組みがあったとする。
これはやるべきかどうかを考えるようにしたいという話である。

Aさんは時給1000円の仕事を他でやっているのであればやらない方がいいと考える。
時給1000円の仕事でがんばった方がいい。

Bさんは仕事に就いていない。
では、やった方がいいか。
私は『No』だ。

あなたの貴重な1時間を売ってまで、本当に200円ほしいか考えてみてほしい。

ポイ活

1時間あたり200円くらいの稼ぎになる仕組みのひとつに”ポイ活”がある。
ポイントを集める活動のことのようだ。
割に合わないのでゲーム感覚で楽しんでやっている人が多いのだろうと推測している。

時間は売るのではなく、買う

「このツールを購入することで、効率よく仕事ができそうだ」
「このサービスを受けることで、あの悩みが解決できそうだ」

お金を払うことで生産性が上がり、またいちいち判断に迷う時間なども解決してくれる場合がある。
そうすると自動的に自分が自由に使える時間が増えるというわけだ。

つまり、『時間を買っている』と、いうことにならないだろうか。

すぐに解決したい場合に有効

対価に見合うか考えるようにしている。
3000円払えば、毎日少しだけ効率化できるから安いもんだ!
10000円もするけど、これが無いと仕事にならないしなあ・・・etc
いずれにしても、すぐに解決したい課題を抱えている場合の選択肢である。
※費用対効果で、さほど効果がなさそうなら見送る。

判断に迷うなら買う

「あー・・・あのとき、アレを買っておけばよかった。」という経験は無いだろうか。
私は結構ある。
大抵の場合、その商品を手に入れるのに苦労する。
少しだけ足を伸ばして買い物に出かけたときに、「これいいなあ」とは思ったが購入を見送った。
後日、やっぱり欲しくなって買いたいけど、買いにいく時間がない。
やっとの思いで行ってみたが商品入れ替えで無くなっている。。。
「他の店舗には無いでしょうか」
「後日来てくれれば手配しておきます」
「うーん、自宅に送ってもらえないでしょうか・・・」
という具合になる。

なので私は決めている。

『悩むなら買う!』

だけど・・・

そうは言ったが、限度はある。
私は5000円までなら迷う時間がもったいないので買う。
(どうせ使ってみないとわからないからということもある。)
それ以上は費用対効果になるので買わない判断は多いように思う。

金の成る木

私は時間単価が2000円を超えそうなら取り組むことにしている。

だが、時間単価だけで測れないものがある。

それは『金の成る木』を植えることだ。

金の成る木は、植えて、成長し、実を付けるまでは果実が採れない。
しかし、一度果実が採れるようになると、毎年果実をつけてくれるようになる。

つまり最初は大変だが、数年後に時間の制約から逃れるための投資を始めておくことも大事だろう。

投資とは

ここでは金融資産に限定せずに広い意味で「投資」というキーワードを使用した。
・自分への投資⇒自分を成長させるために使う時間と資金
・企業への投資⇒社会活動で人が豊かになるための資金
片方だけではなく、ぜひ両輪で考えていただきたい。

さいごに

私は後輩に『タイムマネジメント』の重要性を講義する機会が多い。
講義をする理由は1つ。
仕事でもなんでも、「忙しくて○○する時間がありませんでした」という言い訳をする技術者が多いことだ。

と、いうことは『やった人は暇だからできた』と言いたいのであろうか?

こんな失礼なことは無い。

あなたも私も、等しく1日は24時間与えられている。
私だけ25時間与えられているわけは無いのだ。

問題:どの優先度で取り組みますか?

上記はタイムマネジメントで必ずと言っていいほど出てくる問いである。

大体の人は

  • ①⇒③⇒②⇒④
  • ①⇒②⇒③⇒④

のどちらかに手を挙げる。

みなさんはどちらだっただろうか。

考え方の分かれ方は「重要度」で考えているか、「緊急性」で考えているかである。

つまり、「できなかった」のではなく「やらない選択をした」のが正しい。

「重要度が低いのでやりませんでした」もしくは、
「緊急性が低いのでやりませんでした」となる。

そして、危険な考え方は後者の「緊急性」で優先度をつけている技術者である。

何が危険かというと、③の領域を平気でやってしまうのだ。
③は何かというと重要度が低い領域なので、やってもやらなくても意味がない領域である。
つまり、その技術者は忙しいフリをしているだけで生産性は無いのである。

できれば若手のうちから『先見の明』を鍛える意味でも②の領域にチャレンジしてほしいと願う。

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ビジネスマネージャー検定試験公式テキスト
東京商工会議所が主催している資格試験のテキスト。私も数年前に取得した。始まったばかりなので比較的取得しやすい。
タイムマネジメントやリスクマネジメントのみならずハラスメントなどの問題についてどのように取り組むのか具体的に問われる。

働き方5.0 落合陽一さん
テレビにも出演されている有名な方の著書。これからの時代の生き方を説明している。特に時間を売る考え方の間違いや消費と投資の違いについては改めて考えるきっかけになった。

1万人のリーダーが悩んでいること 浅井浩一さん
管理者たちの心の叫びが掲載されている。正しいかどうかは置いておいたとしても、管理者の悩みにきちんと回答をしているのがすごいと思えた。これはいいと思い、実際に取り入れた対策もある。


番外編

投資については様々なYouTuberの方々が解説動画をアップされているので、そちらを参照すると効率よく学べるかもしれない。

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