マウスジャグラーを使用する
あまり聞きなれないワードと思われますが、マウスジャグラーという機器を紹介します。
こちらの機器を使って離席していない状況を作り上げることが可能になります。
この方法はテレワークをしていて、かつ使用しているPCが電源オプション変更できないようにロックされている場合に有効です。
理由①:会社のPCだと電源オプションが変更できない
電源オプションの変更画面を開くと、以下のメッセージが出てないでしょうか。
“これらの設定の一部は、組織によって非表示になっているか管理されています”
まず始めに思いつくのは電源オプションを変更してスリープ、スタンバイ、ディスプレイの電源OFF、スクリーンセイバーをすべて無効化してしまうことを考えたと思います。
しかし、実際には会社から支給されているPCの多くは電源オプションは変更できないように設定されてしまっていると思います。
PCの設定が変更できれば一番簡単に対策できたのですがしょうがないですね。
理由②:自宅だと情報漏洩の危険性が無い
大勢の人が行きかうオフィスとは異なり、テレワーク中は基本的には一人の空間で業務にあたっていると考えられます。もちろん家族の目がありますので、多くの方はご自身の作業空間を作って業務にあたっていると思います。一方で、お子さんの面倒や高齢者の介護をしながら業務をしている方はスクリーンセーバー、セキュリティ云々の前に、PCを見られないように業務するには無理があるようにも思えます。(家族にも見られてはいけない情報を扱っている方は、きっと作業空間を作っていると信じたいです)
よって、テレワークの場合、基本的にはディスプレイの電源OFFやスクリーンセイバーなどで情報を守る必要がありません。
マウスジャグラーの使い方
どのように使うのかは動画を撮ったので確認してください。(動画の機種はすでに生産を終了しています)
※再生すると音が出ますので注意してください。
マウスジャグラーを使うメリット・デメリット
メリット
①VPN切断に気づかず作業するリスクが無くなる
作業にもどってファイルを保存しようと思ったらエラー・・・。なんて経験はみなさんしているのではないでしょうか。
すべての作業が無駄になった!と焦りますよね。
VPNが切れている間に、他の人が同ファイルを更新していたらマージする作業も増えてしまいます。
②VPN再接続の手間が無くなる
VPNが切れている可能性があるので、席に戻る度にVPN接続状態を確認している人も多いと思います。
たかが1~2秒程度のことですが、ちりも積もれば山となる。
そういったやらなくて良い作業はできるだけ減らしたいですよね。
③離席中もPCに作業をお願いできる
以下の方々にとっては大きいメリットでは無いでしょうか。
・SVNやsourcetreeといった管理ツールを使う
例)大規模プロジェクトをダウンロードするのに1H程度かかる場合に、途中で断線されてしまい、最初からダウンロードする羽目になった。
・ライセンス取得がフローティングライセンスのツールを使う
例)ツール実行に1H程度かかる場合に、途中でライセンス不正になってしまい、最初からツール実行する羽目になった。
上記のようなケースに陥らないよう、離席中もVPNを継続して接続状態にしておきたい方は多いハズです。
デメリット
①稼働音
強いて挙げるなら「稼働音がする」ことでしょうか。
「ウイーン」「ウイーン」と音がでます。
ただ、離席中なので音が出ていて困るケースはそんなに多くは無いと思われます。
②電気代がかかる
数十円/月レベルと思われますが電気代がかかります。
在宅勤務手当が出ている方には誤差程度かと存じます。
最後に
今回紹介した商品の最新機種
これひとつで業務効率化が図れるので安い投資ですね!
電源もUSBから取れるので簡単です。

テレワーク効率化関連
VPN接続以外も強化してテレワークを効率的に行いましょう。

